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茨木市で中古マンションの相場はいくら?購入時期や価格の目安も解説

北山 哲斗

筆者 北山 哲斗

不動産キャリア6年

住まい探しは、人生の中でも大きな決断の一つです。一組一組のお客様にしっかり向き合い、ご家族にとって最善の選択をご提案したいと考えています。不安なことは何でもご相談ください。

茨木市でマンション購入を検討中の方にとって、中古マンションの相場や価格動向は気になる大きなポイントです。「今が買い時なのか」「どのエリアが人気なのか」「築年数で価格はどう違うのか」など、知りたい情報は多いのではないでしょうか。本記事では、茨木市全体の中古マンション相場からエリアごとの特徴、築年数や広さ別の価格目安、そして今後の相場見通しまで、はじめての方にも分かりやすく解説いたします。購入計画の参考にお役立てください。

茨木市全体の中古マンション相場の現状

茨木市における2025年の中古マンションの平米単価は約38.3万円/㎡、坪単価では約126.7万円/坪となっております。これは、2024年に比べて平米単価ではわずかに‐1.4%(約‐0.5万円/㎡)の下落となっており、全体的にはほぼ横ばいの安定した水準です(取引件数347件、平均築年31年、平均専有面積74.5㎡)。

別のデータでは、2024年1~3月期の平米単価は約38.56万円/㎡で、前年同期比では+6.91%の上昇を示しています。この期間における平均取引価格は約2,979万5,000円で、専有面積に応じた価格例としては、50㎡換算では約1,927万円、80㎡換算では約3,084万円程度となります。

指標数値(目安)備考
平米単価約38.3万円/㎡2025年・年間平均
坪単価約126.7万円/坪2025年・年間平均
平均築年数/専有面積約31年/約74.5㎡取引件数347件

上記のとおり、茨木市全体では中古マンションの価格は比較的安定しており、購入希望の方にとっては、築年数や面積からおおよその価格を把握しやすい状況です。

エリア別・駅別の相場の目安

茨木市の中古マンション相場は、駅ごとや町域ごとに大きく異なります。購入を検討される際には、自分が希望するエリアの目安を知ることが大切です。

まず、主要駅エリアの価格帯を見てみましょう。専有面積40~60㎡程度の物件において、【阪急京都線・茨木市駅】では中央値が約4,390万円、【阪急・南茨木駅】では約4,200万円、【JR茨木駅】では約2,680万円という傾向です。それぞれの価格帯には幅もあり、茨木市駅では2,480~5,480万円、南茨木駅では3,680~4,980万円となっています(スーモ調査より)。

駅名中央値価格帯
茨木市駅約4,390万円2,480~5,480万円
南茨木駅約4,200万円3,680~4,980万円
茨木駅約2,680万円2,250~4,843万円

このように、主要駅ほど相場は高めである傾向があります。

次に、町域別の㎡単価の例としては、上中条で約53.3万円/㎡、下中条町で約67.2万円/㎡、中津町で約54.8万円/㎡という結果があります。一方で、平均よりかなり下回るエリアもあり、例えば上野町では11.5万円/㎡とかなり抑えられた相場となっています(アセットロケット調査による)。

町域㎡単価概要
上中条約53.3万円相場よりやや高め
中津町約54.8万円人気エリアに近い
下中条町約67.2万円高級感のある立地
上野町約11.5万円リーズナブルな選択肢

これらの傾向から、茨木市では駅近くや中心部のエリアほど相場が高く、反対に駅から離れたり住宅街にある町域では比較的価格が抑えられていることがわかります。ご自身の希望するエリアの生活利便性や交通のアクセスと照らし合わせながら、価格帯を確認されることをおすすめします。

築年数・広さ別の価格帯の目安

茨木市の築年数や専有面積ごとの中古マンションの価格目安をご紹介いたします。国土交通省の取引データをもとにした算出結果によりますと、2024年(令和6年)1~3月の平均的な㎡単価は38万5582円となっております。そのため、築年数や広さによって、以下のような価格帯の目安が把握できます。

築年数 ㎡単価(目安) 価格例(70㎡の場合)
築1年以下 96万6667円/㎡ 約6766万円
築10年 70万2917円/㎡ 約4920万円
築20年 45万1136円/㎡ 約3158万円
築30年以上 20万0991円/㎡ 約1407万円

(すべて70㎡換算)

実際の事例では、築1年以下では㎡単価が96万6667円とのことです。築10年で70万2917円、築20年で45万1136円、築30年以上では20万0991円となっており、それぞれ大きく価格差があることがお分かりいただけます。また、㎡単価平均38万5582円/m²という相場も参考になりますので、面積に応じた価格感を把握する際にはぜひご活用ください。

なお、ご希望の条件にあわせて、築年数と広さを組み合わせて比較することで、購入の目安として具体性が増します。例えば、築10年・80㎡と築30年以上・60㎡では、㎡単価差が2倍以上となり、総額では大きな差が生じることになります。ご自身の希望条件に基づく価格帯をお考えになる際は、このような比較が大変参考になります。

より詳細な条件でご相談をご希望でしたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

今後の相場見通しと購入タイミングのヒント

茨木市の中古マンション価格は、過去10年で堅調な上昇を見せています。2022年時点での平均価格は約2,433万円(坪単価115万円)で、この10年間で約35.2%の上昇となっています。さらに、2032年には坪単価155万円、価格3,289万円程度と見込まれており、今後も価格上昇が期待されます。こうした予測は、国土交通省の「不動産情報ライブラリ」の実取引データを基に、麗澤大学客員准教授による統計モデルで算出されたものです。

将来相場の動向に影響を与える主な要因として、人口や経済成長、不動産需要と供給のバランス、再開発などが挙げられます。人口やGDPが順調に伸びれば「良好シナリオ」となり、更なる価格上昇が見込まれます。一方、逆風となる要因が強まれば「悪化シナリオ」となりうる点も念頭に置いておく必要があります。

なお、駅ごとに見ると茨木市駅ではむしろ価格が下落傾向です。現在の坪単価は約103.7万円で、過去8年間で約12.9%下落し、今後5年でさらに約10.0%のマイナス予想も示されています。市全体の上昇傾向とは対照的な動向が見られるため、駅選びの重要性が改めて浮き彫りになっています。

購入タイミングを考える際には、こうした過去の推移と将来予測をバランスよく踏まえることが大切です。価格上昇が期待できるエリアでは「今のうちに購入検討する」という考え方に合理性があります。一方、駅近などの立地特性がやや弱まっているエリアや「将来的に価格が下落する可能性がある」と見込まれるエリアは、価格が安定するまで待つほうがリスクを抑えた判断につながることもあります。

検討すべき視点 内容
過去の上昇率 過去10年で+35.2%。坪単価115万円 → 155万円(2032年予測)
駅別の差 茨木市駅では過去8年で−12.9%、5年後さらに−10.0%予想
将来予測の根拠 人口・GDPなどを用いた統計モデルで評価(良好・悪化のシナリオあり)

まとめ

茨木市の中古マンション相場は、エリアや駅ごとに幅があり、築年数や専有面積によっても価格が大きく異なります。相場は近年上昇傾向を見せており、購入を検討する方にとっては最新の市場動向を把握することが大切です。ご自身の希望エリアや条件に合わせ、具体的な価格目安を知ることで、満足いくお住まい探しに一歩近付くでしょう。購入のタイミングも重要なポイントとなりますので、現在の相場と将来の情勢を踏まえて、冷静にご判断いただくことをおすすめします。

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